最大2万円分が受け取れるマイナポイントの申込期限が30日に迫り、駆け込みの手続きに訪れる人が県内でも殺到しています。
【堀記者】
「今月末に迫った締め切りを前に、窓口にはたくさんの人が訪れています」
28日昼前の佐賀市役所です。専用の窓口を設けて対応していますが、1時間30分待ちという状況でした。
【窓口に訪れた人（高齢女性）】
「主人と2人分持ってきた。頑張って待っておこうと思う。きょうはどうしても手続きしておかないと、あしたがちょっと来れないから」
マイナンバーカードを取得した人に、最大2万円分を付与するマイナポイント第2弾。ポイントの申込期限が30日に迫り、佐賀市役所では26日から手続きに訪れる人が急増したということです。
一方、受け付けは1日145人までという制限があり、市はスマートフォンやパソコンからの申し込み、また、コンビニなどの「手続きスポット」を利用するよう呼びかけていますが…。
【窓口に訪れた人（高齢男性）】
「インターネットが弱いもんですから、窓口にした方が係の人もおられるもので、やりやすいと思って」
マイナンバーカードの普及を目的に、国が1兆円を超える予算をかけたマイナポイント事業。
県内では第2弾開始前と比べ、カードの普及率は36ポイント上昇し、8月末時点で76.4%となっています。
